イギリスで銀行口座を開設する

やっぱり銀行口座は必要

イギリスで働いて生活するために絶対に必要なものの一つが銀行の口座。

 

スーパーで買い物するだけなら、両替しておいた現金や日本のクレジットカードでも大丈夫です。

でも、給料の受け取りや公共料金の引き落としなどはイギリスの銀行口座がどうしても必要なのです。

 

そしてこれは初めて渡英する人にとっては、最初の難関?のひとつかも知れない。

 

 

難関なら、銀行口座作らなきゃいいって?

いいえ、そんなわけにはいきません。

銀行口座があるとできること、無いと困ること

イギリスでは、銀行に口座がないとできないことがいくつかあります。

 

給与の受け取り

これは一番大事なやつ。

 

短期間の赴任や長期出張の扱いで渡英する人は、もしかしたら日本の企業から給与を受け取って海外送金で済ませる人もいるかもですが、ある程度長かったりすると、イギリス国内での所得がそれなりにあることがビザの要件でもあるので、給与は現地会社からポンドで受けとることになります。

 

多くの企業では、イギリス国外の銀行には振り込んでくれないと思うので現地の銀行口座が必要です。

 

税金の支払い

税金と言ってもいろいろありますが、イギリスで住居を構えて生活する時に「カウンシルTAX」という税金をカウンシルに支払う必要があります。

 

カウンシルというのは、東京都で言うところの区とか市などに近い概念で、通常「ロンドン」というと「ロンドン市」とその周りにあるいくつかの区(カウンシル)を含めた「大ロンドン市」のことを指しています。

自分の住んでいる区に住民税みたいなやつを支払う必要があります。

 

カウンシルによってサービスが違うので、カウンシルTAXにも多少差があります。

 

支払い方法はカウンシルにもよりますがクレジットカード払いに対応してなかったりするので、その場合は銀行引き落としになります。

 

家の契約

契約時のデポジットや、毎月の家賃の支払いに銀行送金が必要になります

 

ケータイの契約

1年とか2年など、期間を定めて自動更新されるような契約をする場合、銀行口座を使って支払い能力の有無、住所確認、そしてクレジットヒストリーのチェックが行われるので銀行口座がマストです。

 

必要に応じてチャージして使うプリペイド型のSIM(Pay As Yoy Go)は銀行口座が無くても大丈夫です。

 

クレジットカードの申し込み

毎月の支払いは銀行引き落としになるので、申し込み時に銀行口座情報の了解入力が必要です

 

車のローン

新車・中古ともに、ローンを組んで購入する場合は銀行引落 or 送金が必要になります。

 

もちろん一括で買う人は現金やクレジットカードでも大丈夫なので、その場合は銀行口座は不要です

 

学校関係

子どもがいる方は学費や各種費用を学校に支払う際に銀行送金が必要になることが多いと思います。

セキュリティ上、現金を受け付けてくれないところもあります。

 

語学学校などは現金やクレジットカードでも支払えるところが多いです。

 

 

何よりもめんどくさいこと

 

①予約が必要

銀行口座を作成するため、いや、それ以前に銀行で何かをするためには予約が必要です。

 

日本みたく、突然思い立って銀行に足を運んでも口座は作れません。というか作らせてくれません。

 

アポ無し突撃した場合を想像してみます。

 

行員「こんにちは。今日は何しに来たの?」

客「口座開設したいです」

行員「OK、予約は?」

客「予約してないです」

行員「じゃあ今日はできないね。予約してからまた来てね」

客「え、、、今日この後予約できますか?」

行員「今日は空いてないね」

客「そうですか、、、いつ予約できますか?」

行員「ここに電話して予約とってね」(難読数字が書かれた紙切れを渡される)

客「はぁ、、、」

行員「See you!」

 

たぶんこんな感じでしょう。

 

このとき、銀行内には客はおらず、ガラ空きです。ヒマそうな行員が同僚とおしゃべりを楽しんでいます。

 

そして何故か予約は電話でしか受け付けてくれません。

 

ロンドンだと、たまに日本人の行員がいる現地銀行もあるので、もしいたら直接お願いできるかもしれません。

 

②住民票がない

これが厄介です。

 

銀行口座の開設には、住所が必要です。

もちろんホテルとかはNGなので、どこかに実際に住んでいなくてはいけません。

 

ただ残念なことに、イギリスには住民票という物がありません

 

日本では役所に行って機会でポチポチして印刷された紙切れを持って行けば、どこでも受け付けてくれますが、この国ではそうはいきません。

 

ではどうするかというと、

 

公共料金の請求書を提示する

 

という方法を使います。日本でも申請先によっては本人・住所の証明資料として使うことができたりしますよね。

電気ガス水道あたりの請求書が認められるっぽいです。ケータイやインターネットのやつはNG。

 

そしてこれが何で厄介かというと、イギリスに到着して最初に銀行口座を開設したい頃は、だいたい、同時に家を探している頃でもあるからです。

 

つまり、住所が定まっていません。

 

そして、それによって

 

銀行口座を開設したい! → 住所証明が必要 → 公共料金の請求書が必要 → 請求書を自宅に届けて欲しい → 家を契約したい → デポジットや家賃の支払いが必要 → 銀行口座が必要!!

 

という無限ループが容易に発生します

 

ほんとカスです、この国のシステム(笑)

 

誰でも分かるステージ1-1のバグが放置されて市場にリリースされています。

 

 

とりあえず無限ループは脱しなくてはなりません。

企業勤めの赴任・駐在で渡英する人であれば、会社にお願いして銀行宛に一筆書いてもらいます。

 

「○○さんは、うちの会社の社員です。予想年収は△△GBPぐらい。家を探していて、仮の住所は□□です。口座を作ったら定住する住まいに引っ越す予定なので、ひとまず口座を作らせてあげてくださいね」

 

的な。Managerとか、それなりの役職っぽい人にサインしてもらい、銀行に持って行きましょう。ひとまず仮の住所で口座を作らせてもらえると思います。

 

 

持ち物

予約を取って、住所証明を用意したら、いよいよ口座開設の日です。

 

銀行にもよると思いますが、おそらく持ち物はだいたいこんな感じなんじゃないかと思います。

 

  • パスポート(原本)
  • BRPカード(原本)
  • 会社の従業員であることの証明資料(原本)
  • 住所証明 or 会社から出して貰ったレター(原本)
  • マイナンバー

 

日本の銀行でよくある、最初に口座に入金する現金とかは必要ないです。

 

住所証明と従業員の証明資料は、会社によっては一つになっているかも知れません。全然問題無いと思います。

 

マイナンバーは、日本のマイナンバーです。イギリスで「あなたのMy numberは?」と聞かれます。mayomemchiは、これを聞かれたときに、最初言っている意味が分かりませんでした(笑)

聞き返したら、日本で個人に付与される番号があるでしょ、と。

国同士の租税条約などがあるので、その人の出身国に応じて似たような情報を収集している様です。

ちなみに、マイナンバーは、マイナンバーカードを提示する必要はありません。通知カードでも良いですし、何ならカード無しで、番号だけを伝えても大丈夫だと思います。(あくまでmayomenchiの時はそうでした、ということで。)

まぁマイナンバーカードなどは日本のカードだから、イギリスの銀行員には書いてあることは分からないでしょうし、真偽確認の術もないと思いますので、番号を伝えると、もう性善説的に受け取るしか無いのかも知れません。

 

やってはいけないと思いますが、ランダムな12桁の数字なら何でも受け付けてくれそうです。

ぬるいシステムだと思いました。

 

口座開設手続き

持ち物を準備して予約の時間に銀行に行くと、ようやくクエストが始められます。

 

担当者の人から自己紹介されて、たぶん個室的なところに通されると思います。

口座開設時は個人情報を取り扱うので、かなり慎重に漏洩を気にしているようです。さすがヨーロッパ(元EUメンバー)だなって感じです。

 

持ち物確認から始まり、個人情報の取り扱いの規約を渡されて、同意書にサインしたり、実際の申込書に記入していったりなど、ここまで来て、やっと日本での口座開設時と似たような感じになります。

 

一つ特殊なこととしては、母親の旧姓を尋ねられる(かもしれない)ところでしょうか。

 

イギリスではよくあるのですが、何かのシステムに登録したりWebサービスにサインアップする際に、本人確認の情報の一つとして、本人しか知らないであろう情報を設定するように求められることがあります。

 

このとき、だいたい使われるのが

  • 母親の旧姓(Mother's maiden name)
  • 思い出の言葉(Memorable word)

なのです。

Memorable wordの方は、アルファベット/数字で10文字という制約が、よくあります。

 

設定した情報は、後のサービス利用時(電話サポートとか、Webで何か重要な操作をする時とか)に求められることが度々あるので、忘れないようにします。

 

割と母親の旧姓に縛って聞いてくる事がよくあるんですが、何らかの事情があって母親がいなかったり、教えたくない場合もあるんじゃないかと思いますので、あえて母親って明記しなくてもいいのではと思ったりもします。

 

全ての手続きが終わると、帰されます。

 

「今から審査して、大丈夫なら口座作るね!口座出来たらカードは住所に届くよ!」

 

みたいな感じです。

その場で口座作ってキャッシュカード発行してくれません。

 

 

カードが到着したら口座に入金

無事審査が通って、口座が開設されると、数日して銀行からキャッシュカードが送られてきます。

 

キャッシュカードの初期暗証番号(PIN)は、別な郵便で送られてくると思います。

 

初期暗証番号のままでも使えますが、別な番号に変えた方がいいでしょう。

 

キャッシュカードのPINは、その銀行の支店にあるATMで自分で操作して変更できる、というパターンが多いと思います。

 

キャッシュカードには、VISAかMasterCardのデビットカード機能と、コンタクトレス機能が付いているので、口座にお金がある限り、日々の生活の支払いやネットショッピングなどで使えるようになります。

 

口座への入金は、ATMで現金を入れる方法もありますが、日本など、他の国の銀行から国際送金する方法もあります。

もしくは会社勤めなら、早速口座情報を会社に連絡して、お給料を振り込んで貰いましょう。

 

もっとおトクに買い物したい!

ちなみに、銀行のデビットカードをそのまま使っても、あまりお得にはならないので、ポイントやマイルなどを貯めたりキャッシュバックがあるカードで、少しでもおトクになりたい!という人は、クレジットカードの作成を検討してみると良いかもしれません。

 

mayomenchi.hatenablog.jp

 

 

 

マイルが貯まるBritish Airwaysのクレジットカード

クレジットカードが欲しい

イギリスで生活するうえで欠かせないのがコンタクトレスカード。

 

日々の支払いのほとんどを、コンタクトレスというタッチで決済することになります。

 

銀行のデビッドカードにもコンタクトレス機能が付いているので、それを使ってもよいのですが、どんなに使ってもポイントが貯まったりキャッシュバックされたりすることはないので、お得さはゼロ。

日本でポイントやマイルを貯めたりしていたので、やはり何かメリットが得られるクレジットカードが欲しくなります。

 

でもイギリスでクレジットカードを持ちたいと思っても、なかなか良いカードに出会うのは難しいかもです。

mayomenchi.hatenablog.jp

 

たどり着いたBritish Airwaysのクレジットカード

上のリンク先の記事でも書いてるのですが、イギリスのクレジットカード事情はなかなか絶望的で、日本の様なお得さを感じられるカードがほとんどありません。。

 

でもそんな中で眩い光を放っている?のが、British Airwaysのクレジットカード。

 

British Airways American Express Credit Card

British AirwaysのAmerican Expressクレジットカード

 

www.americanexpress.com

 

mayomenchi は悩んだ末にこのカードにたどり着きました。

 

今のところメインのカードとして使っているので、分かる限りの情報を書いてみます。

もしイギリスのクレジットカード選びの参考になれば幸いです。

 

 

British Airwaysって?

British Airways(以下BA)はイギリスで一番大きな航空会社です。フラッグキャリアってやつですね。

 

フライトに乗るとAvios(アビオス)という名前のマイルが貯まります。

 

JALと同じワンワールドに加盟しているので、BAのマイルを貯めると、JALの航空券に交換することもできます!(国際線だけでなく、日本国内線もOK)

 

還元率が高く、年会費が無料

このBA AMEXのカードで支払うと、1ポンドの利用につき1マイル余ります。

 

今は1ポンド140円ちょっとなので日本円に換算して考えるとアレですが、現地で暮らす分には感覚としては還元率1%です。イギリスではほとんどリワードが無いカードばかりなので、このカードの還元率はある意味驚異的ではあります。

 

しかも年会費が無料なので維持費がかかりません。

 

どこで使っても1%マイルが貯まる年会費無料のカードは日本だと無いので、なかなか魅力的です。

 

常に何かのキャンペーンをやっていて、Webサイトで申し込んでおけば、特定のお店の支払いで割引になったりキャッシュバックされたりします。

キャンペーン毎に申し込み可能な人数が制限されていて、先着◯名までとなってるのが多いので、こまめにWebサイトでチェックしてないと魅力的なやつは瞬殺で無くなっていったりします。

 

 

マイルの貯まり方

毎月の引き落としとほぼ同期して、貯まったマイルがBAのマイル口座に転送されます。

日本のANAカードやJALカードとほぼ同じ仕組みです。

 

一つ残念なのが、カード利用で獲得できるマイルは、毎月の合計額ではなく、個別のカード利用額で計算されるところです。その計算の際の端数は切り捨てられてるみたいです。

例えば、1.5ポンドと2.5ポンドの合計2回の利用があった月だと、引き落としの合計額は4ポンドですが、貯まるマイルは3(=1+2)マイルになります。

 

まぁ年会費無料だし、ショッピングマイル2倍オプションみたいなのを付ける必要がないことを考えると、そこまで悪くはないと思います。

 

 

コンパニオンバウチャー

このクレジットカードの最大の目玉と言ってよいサービスだと思います。

 

1年間の累積利用額が20000ポンドに達すると、「コンパニオンバウチャー」というクーポンが、自分のBritish Airwaysのアカウントに付与されます。

 

BAで航空券を購入する際にこのクーポンを使うと、購入したチケットと同じチケットが1人分無料で追加できます。

 

「同じチケット」というのは、

  • 同じ便の
  • 同じ座席クラス(キャビン)

を指しています。

 

つまり、自分がエコノミークラスのチケットを購入すると、同じ便のエコノミークラスのチケットが貰え、ビジネスクラスのチケットを購入するとビジネスクラスのチケットが貰えます。ファーストクラスでも無料で1席分貰えます。

 

友達や夫婦などで旅するときは一人分の値段で二人旅行することが出来るので嬉しい限り。

 

距離も関係無いので、日本路線のフライトで使うと強力です。

BAのWebサイトでフライト予約する際に、BAのコードシェア便JAL運航便を指定してコンパニオンバウチャーを使えば、JALビジネスクラスに一人無料で乗ることもできます。

 

ちなみに、有料となる一人目の航空券をマイルで引き換える特典航空券として購入してもよいので、上手くいけばかなり安上がりになると思います。

 

コンパニオンバウチャーの対象座席は、いわゆる特典航空券の向けの席のようなので、便やシーズンによっては探すのが難しい場合はありそう。

 

ちなみに、コンパニオンバウチャーは20000ポンド毎に1枚貰えるわけでは無くて、1年間に1枚のみです。40000ポンド使っても2枚貰えません。

1年間の数え方は、カードに入会した日(AMEXからの送付物などに書いてあります)を起点として1年後までが1サイクルなので、いつ申し込んでも基本的に不利になったりということは無いと思います。

Webサイトのマイアカウントのページでもコンパニオンバウチャーの獲得までに、いつまでに、あと何ポンド利用すればいいのかいつでもチェックすることができるようになっています。

 

20000ポンドを達成するコツ

1年間で20000ポンドなので、日本円換算だと300万円近い利用が必要になります。

金額だけ見ると達成するのはちょっと無理なんじゃ、、、と思ったりしますが、イギリスはあらゆる支払いがカード決済可能なので、意外とイケます。

 

とにかくあらゆる支払いをこのカードに寄せれば良いので、日常生活以外でも、あとで会社で精算したりする支払いがあれば、(問題無ければ)迷わずこのカードを使いましょう。

ポイントとしては、

  • 日々の交通費
  • カウンシルTAXや公共料金(電気、ガス、水道、TVライセンス)
  • ケータイやインターネット
  • 病院
  • 旅行代金
  • 車関連(車両購入、保険、ガソリン、駐車場、罰金など)

といった高額だったり定期的な支払いを、できるかぎりこのカードに集約する、というところでしょうか。

 

例えば mayomenchi は、イギリスの病院で予防接種を受けて会社で精算したのですが、その時の支払いにもBA AMEXを使用しました。(何度か接種して、非常に高額でした)

 

ほかには、Webサイトでの支払いなら、もしAMEXが使えなくても、PayPalが使える場合があります。PayPalにアカウントを作って、そのメインの支払い方法にBA AMEXを登録しておくと便利です。

 

ちなみに、カードの利用限度額が低い場合、毎月の銀行引落を待っているとカードで決済したくても出来なくなる場合があると思います。事前にAMEXのWebサイトで利用した金額を事前支払いして、利用可能残高をなるべく高く保っておくとよいと思います。

 

 

カードに申し込み

BA AMEXの申し込み方は、mayomenchi が作ったときは大体次のような感じでした。

 

ちなみに、申し込み準備からカードが利用できるまでの全てにわたって、BAやAMEXのオペレーターと電話で話す必要はないです。

途中Eメールが届くパターンがありますが、それでも英語でEメールを返信する必要は無く、Webで完結します。

 

BAにアカウント(マイル口座)を作る

マイルを貯めるために、British Airwaysに会員登録しておく必要があります。

エグゼクティブクラブってやつですね。

 

翻訳がたまに微妙ですが、日本語のサイトもあって、そこから入会できます。

www.britishairways.com

 

アカウントの登録が完了すると8ケタの番号が発行されるのでそれを控えておきます。

 

ちなみにBAにアカウントを作っても物理カード(この記事のBA AMEXのことではなくて、マイル会員のカード)は発行されません。Webサイトにログインするか、BAのアプリを使うと便利だと思います。

 

BAのフライトにたくさん乗って上級会員になると物理カードが発行されるみたいですが、mayomenchi はまだ一般会員なので物理カードがありません。でも無くても困ることは無いです。

 

必要書類などの準備

申し込むためには、BAマイルの会員番号の他に以下の3つが必要になります。

  • イギリスの銀行口座
  • 身分証明書
  • 住所を証明できるもの

 

厳密に言うと身分証明書と住所証明は後でもいいのですが、いずれにせよ必要なのと、どちらも手元にない場合は取得に時間がかかるかもしれないので、あらかじめ用意してスキャンするかスマホで撮影しておくといいと思います。

 

身分証明書はパスポートで大丈夫だったと思いますが、住所証明にも使うことが出来るイギリスの運転免許証を用意しておくのがベストだと思います。

運転免許証が無い場合は、住所証明はカウンシルTAXや公共料金の請求書などが使えると思います。

 

申し込み方法

基本的にPCかスマホでオンラインで申し込みます。

日本みたいに街頭で入会キャンペーンなどを行ってるのは見たこと無いですが、すでにBA AMEXを持っている人に紹介してもらうと入会後にボーナスマイルがもらえます。

また紹介してもらうことで審査に通りやすくなると書かれている記事なども見かけ事がありますが、AMEXの内部の話なので真相は分からずですね。

 

ただ、イギリスに来て1ヶ月経っていない、クレジットヒストリーがない日本人に mayomenchi から紹介したところ、無事に審査に通ってカードが発行されていました。(しかも、その人は過去にAMEXを持ったことは無かった)

 

申し込みは氏名、住所、在住歴、会社、年収、銀行口座情報、BAマイルの会員番号など、よくある情報を埋めていくだけなので難しくないです。

 

過去のAMEXカードの所有歴

申し込みの最後の方で、過去にAMEXカードを持っていたことがあるかどうかという選択肢があります。

「はい」の場合は、そのカード番号を入力出来る様になっているので、もし持っていたら必ず入力しましょう。日本など、イギリス以外で発行されたAMEXでも大丈夫です。

 

明確には書かれていないのですが、過去のAMEXの利用歴も考慮して、入会審査をしてくれるみたいなので、イギリスでのクレジットヒストリーが無い場合でも審査落ちする可能性が下がりそうです。

 

mayomenchi は日本で10年弱使っていたAMEXがあったので、それを入力したところ、無事審査に通りました。

 

本人確認資料などの提出

Webサイトで申し込みが完了すると、すぐにカードが発行されるわけでは無く、一旦審査中というステータスになります。

ある程度審査が進む(進んだと思われる)と、AMEXからメールが届いて、本人確認と住所確認の資料の提出を求められます。

 

上記の通り、イギリスの運転免許証があれば一番手っ取り早いのです。

スマホで写真を撮って、そのままEメールに書かれている資料提出用のWebページで提出すれば完了です。

あとは待つだけです。

 

カード送付

審査が問題無ければ、本人確認と住所確認の資料の提出後1~2営業日で発行完了のメールが届いて、その後2~3営業日でカードが届くと思います。

 

Royal mailの1stクラスという速達のような郵便で届くのですが、盗難などを防ぐためなのか、届いた封筒にはAMEXの文字がどこにも書いていないのでぱっと見分かりません(笑)

 

手渡しでの受け取りは必要無い(サインレス)郵便なので、たぶん家のポストに直接投函されると思います。

このあたりは日本よりも緩いです。

 

カードの有効化(アクティベート)

届いたカードは、そのままだとまだ使えません。

AMEXのWebサイトにアクセスして、カードを有効化する必要があります。カードの表面に書いてある数字を入れていくだけの簡単な作業なので2-3分で終わります。

 

有効化が終われば、その瞬間からカードが使えるようになります。

とりあえずAmzon UKに登録してすぐ買い物!とかも大丈夫です。

 

カード裏面には必ず署名をしておきましょう。店頭での支払時に、たまに署名を確認されることが稀にあります。

 

カードの機能

物理カードとしては通常の磁気とICに加えてコンタクトレスも付いていてます。

 

イギリスで磁気を使うことは無いと思うので、ICとコンタクトレスは必須ですね。

 

Google PayやApple Payへの登録は問題なくできます。

mayomenchiはGoogle Payに登録しているので、ネットショッピングだけでなく、スマホでコンタクトレスで支払うことが多いです。

 

スマホを使わずに物理カードで決済しても、即Google Payに利用記録が同期されるので便利で安心です。

 

 

海外利用

基本的にこのBA AMEXはポンド決済向きです。

イギリス国内でポンドで買い物をして、イギリス国内の銀行口座からポンドで引き落とされる、というルーティーンで真価を発揮します。

 

もちろんイギリス国外(ポンド以外の通貨)でも使うことは出来ますし、日本で使うのも問題無いのですが、ポンド以外の支払い分には Non-Sterling*1 Transaction Fee という手数料が発生します。

日本のクレジットカードを海外で利用したときにかかる手数料と同じやつですね。

  

この手数料が 2.99% と、あまり良くないのでイギリス国外での利用には向いていないです。

ユーロ圏やUSドル圏での利用には、Revolutとかを使った方が有利だと思います。

 

 

締日と銀行引落

誰でも同じかどうかは分からないのですが、mayomenchi のケースだと、締日が毎月25日あたりで、翌10日あたりに銀行引落しされます。

 

例えば、

1月26日から2月25日までの利用分が、3月10日に銀行から引き落とされる

という感じです。

 

「あたり」と書いてあるように、多少前後することがあります。理由はちょっとよく分かりません(笑)

 

ちなみに銀行引落は土日祝日関係無く、その日に引き落とされます。

 

毎月月初め付近にAMEXから決済予定日と金額の明細が届きます。忘れずに銀行口座にお金を用意しておきます。

 

引き落としの4営業日前までであれば、Webサイトで事前支払いしてしまうことも出来ます。事前支払いは全額でも、一部でもOKですし、複数回に分けても大丈夫です。

 

利用履歴、Web明細

日本のカードでもおなじみですが、利用履歴などはWeb明細として見ることができます。

紙の明細を送付して貰うこともできます。申し込み直後は紙の明細送付はOFFになっていると思うので、欲しい場合はAMEXのWebサイトにログインして設定を変更します。

 

紙の明細を送付しても特に手数料は発生しないですし、引き続きWebで明細を見ることもできます。

 

AMEXのアプリをインストールしていれば、アプリ上でも明細や利用可能残高などを見ることも出来ます。

 

Google Payにカードを登録しておくと、Google Payのアプリ上でもBA AMEXの利用記録が出てきます。Google Pay経由で支払っていない、物理カードの利用記録もGoogle Pay上に出て来ます。

あとGoogle Payに登録しておくと、利用毎にメールや通知を飛ばすこともできるのでセキュリティ的にも安心なのでオススメです。

 

 

利用限度額

イギリスで始めて作ったクレジットカードだったり、利用歴が浅かったりするとクレジットカードの利用限度額が低く設定されると思います。

 

過去に高額・高頻度な利用履歴のある(ロイヤルカスタマーの)別なAMEXのカード番号を申込時に入力していたり、イギリスでの年収がとても高かったりする様な場合は別だと思いますが、公式サイトでは Assumed Credit Limit が1200ポンドとなっているので、通常だと初めは1000-2000ポンドあたりに設定されるのではないでしょうか。

 

利用限度額はコンパニオンバウチャーとの兼ね合いもあって重要になってきます。

例えば、利用限度額が1000ポンドの場合だと、毎月限度額まで利用していても12ヶ月で12000ポンドしか利用できないのでコンパニオンバウチャーの条件に届きません。

しかも、クレジットカードは銀行口座からの引き落としが完了していない分も限度額に含まれるので、実際は毎月1000ポンドをコンスタントに使うことも出来なくなります。

 

なので、カードを取得して限度額が低めであれば、最低限の(1-2ヶ月とか)利用実績を作ってきちんと支払いができている利用履歴を作ってから、限度額アップの申請をすると良いと思います。

AMEXのWebサイトにログインして、Credit limitの変更メニューから申請できます。申請時に年収の入力欄がありますが、特に証拠を提出する必要はありませんでした。

(あまり高額な年収だったり、申込時と明らかに違うレベルの年収を書くと、もしかしたら別途確認されるのかもしれませんが。)

 

申請内容は自動的にチェック・判断されている様で、その場で限度額の変更が完了します。

上手くいけば希望額通りに設定されますし、ダメでもAMEX側が提示する最大金額まで上げてくれます。

 

とりあえず3000-5000ポンドぐらいまで上げられれば、コンパニオンバウチャー向けには安心ですね。

 

もし2000ポンド以下の限度額になった場合でも大丈夫です。

毎月の銀行引落しを待たずに、Webサイトから自分で利用額分の事前支払いができるので、1度の支払いで利用限度額を超えない限りは、物理的には無限にカード利用額を積みますことは可能です(笑)

 

家族カード

7枚まで無料で発行できます。

本会員の申込時に申請することも出来ますし、あとからWebサイトで追加申し込みすることもできます。

利用限度額と貯まったマイルは本会員の口座に紐付きます。

 

家族カード会員もAMEXのWebサイトにログインすることはできるのですが、アカウントは本会員とは別で、ログインして見ることの出来る利用記録は、その家族カードで支払ったものだけになります。

 

本会員のアカウントには全ての家族カードの利用分の記録も表示されます。

 

 

AMEXって実際どうなの?

よくヨーロッパはマスターカードが強くて次にVISAカードで、AMEXとJCBはあまり使えないと書かれてたりもしますが、ロンドンで普通に生活する分にはAMEXでもあまり困ることはないです。

 

電車、地下鉄、バス、水上バス、タクシーなどは問題なくAMEXのコンタクトレスで乗ることができます。

その辺のスーパーやデパート、レストランなどはもれなくAMEX使える感覚です。最近だと、ランチタイムにストリートに出店してるご飯系の露店でも使えるし、マーケットでも経験上は大体大丈夫な気がします。

 

実際、AMEXを使えないお店を探す方が大変ですし、98%ぐらいはAMEXオッケーな感覚です。

 

ただ、たまに使えないこともあるので、念のため予備としてマスターカードは持つようにしてます。この予備には、以前はJAL Global Walletを使ってたんですが、最近はMonzoかRevolutになってます。

 

最近だと日本でもAMEX発行するとコンタクトレス機能がついてると思うので、短期間の滞在などで日本のAMEXをコンタクトレスで使うことも大丈夫なはず。

 

 

プレミアムカー

このカードの上位カードとして、British Airways American Express® Premium Plus Card というカードがあります。

British Airways American Express® Premium Plus Card

British Airways American Express Premium Plus Card

www.americanexpress.com

 

簡単にまとめると、通常の青い券面のカードと比較して、次の様な特徴があります

 

  • 年会費有料(年195ポンド)
  • マイルボーナス
    1ポンドの支払いにつき、1.5マイル貯まるようになります。
    また、British Airwaysでの支払い分には、1ポンドにつき3マイル貯まります
  • コンパニオンバウチャーの金額が半額
    累積10000ポンドの利用でコンパニオンバウチャーが貰えます。通常カードの半額
  • 旅行保険が充実
    最大250000ポンドの旅行保険がつきます。利用付帯。
  • 途中で切り替えられる
    青い通常カードから、切り替えることができます

 

年会費がちょい高な気もするのですが、その分すごい速度でマイルが貯まるようになります。旅行のフライトやホテルをBAのWebサイト経由で購入すると3倍ボーナスも相俟って強力です。 

マイル貯めて、特典航空券に引き換えつつ、同時にコンパニオンバウチャー使って一人無料でフライト出来たりするので、安上がりに旅行したり日本に一時帰国したりと、割と年会費分ぐらいはペイすると思います。

 

あと、利用付帯にはなるのですが旅行保険も相当充実してます。

日本のクレジットカードの海外旅行保険だと、日本出国後3ヶ月程度が期限だったりするので、イギリスに長期間滞在して、その間に海外旅行などに行く場合はやはり保険はあった方がいいと思います。

NHSに付帯するEHICの保険範囲だと心許ないですしね。

 

通常カードとPremium Plusカードの違いは公式サイトに比較表があるので、そちらが分かりやすいと思います。

www.britishairways.com

 

まとめ

だらだらと書いてしまいましたが、一言で言うと、還元率とマイル利用の幅も広いですし、特徴もあって、イギリスではとても良いカードだと思います。

 

mayomenchi は、このクレジットカードは見つけた瞬間に申し込みを決意しました(笑)

 

*1:ポンドは、正式にはスターリングポンド(Pound sterling)と言います

イギリスでクレジットカードを探す

目次

 

イギリスのカード事情

イギリスで生活するうえで欠かせないのがカード。

 

日々のスーパーでの買い物から、地下鉄、バス、レストラン、郵便局、病院、など、数えればキリがないほどあらゆる場面の支払いで使うことになります。

 

現金の出番はほぼ無くて、カードを持っていないと支払いが出来ない場所もいくつかあります。

mayomenchi は普段は財布に現金が入っていません。

 

デビットカードを使う人が多い

支払いで使うカードと聞くと日本人ならクレジットカードを想像しがちな気がしますが、イギリスだとデビッドカードが主流。

 

銀行で口座を開設すると、キャッシュカードにデビット機能が付いたカードが発行されるので、それを使っている人が多いように思います。

 

カードにはコンタクトレス機能が付いていて、レジなどの支払いで端末にカードをかざすだけで支払いが完了するのでとてもスムーズでラクチン!一度慣れてしまうと、現金どころか、カードを挿して暗証番号を入力する支払いすら億劫になります。

 

コンタクトレスの使い過ぎは、カードの暗証番号を忘れがちになる副作用も(笑)

 

ところで、カードを使って支払いすると、日本の感覚だと何かのポイントとかが貯まって後で特典と交換できたり、キャッシュバクを受けられたりして、お得になるような気がしてきますよね。ところが、イギリスは日本の銀行と違って使っても特にキャッシュバックやポイント付与などの特典はほとんどないので、ポイント慣れした日本人としては少し物足りなさを感じます。

 

ということで、やはり必然的に持ちたくなってくるのがクレジットカードです。

 

クレジットカードの種類

日本だとマイルやポイントがザクザク貯まるようなカードで溢れかえってて、どのクレジットカードを持てばいいか悩むくらいですよね。

 

ただ残念ながらイギリスでは魅力的なクレジットカードがほぼ皆無と言っていいほど存在しない現実、、、

多いのはバークレイズやロイズなどの銀行系のクレジットカードですが、ただ多くはクレジットカードというだけで、ポイント付与もキャッシュバックも無かったり、魅力的なベネフィットが見当たらないので、カード探しは日本とは逆の意味で一苦労です。

 

カードブランド

ほぼMasterCard一択と言っていいほど多いです。

 

その次に多いのがAmerican Express。「次に多い」と言っても、AMEXはプロパーを除くと、NectarBritish AirwaysThe Marriot Bonvoy の3択なので、極少数です。

 

VISAのクレジットカードは壊滅的で、以下に挙げた中だと Barclaycard しかありません。

 

昔はVISAもAMEXももう少しあったみたいですが、今はほとんど無くなってしまったようです。

ちなみに銀行のデビットカードには、VISAブランドのカードもいくつかあります。

 

現実的な選択肢

思いつくところで挙げてみると、

 

ある程度有名で、ユーザー数が多そうなクレジットカードとしては、ざっとこんな感じなんじゃないかなと思います。

日本みたく、郵便局もクレジットカード発行してるんですね(笑)

 

それぞれのカードの特徴

かなり独断と偏見も入っていますが、それぞれのカードの特徴と、メリット・デメリットをなんとなくまとめてみます。

 

プロパー系

獲得率はともかくとして、貯まったポイントの使いやすさという点では、メリットはあると思います。スーパーのバウチャー、Amazonギフトカード、マイル、etcと、広範囲に交換できます。

あとはやはりプロパーのステータス感でしょうか。

 

銀行系

その銀行に口座を持っていると、キャッシュバックがあるカードがあります。(数は少ないですが、、、)

キャッシュバック系のカードは、一部の提携スーパーなどで使用した分はブーストされるっぽいです。

 

あとは、クレジットカードと同じ銀行に口座があれば、クレジットヒストリーがあまり育っていなくてもクレジットカードの審査に通りやすいのでは?とは思いますが、それ以外には目立ったベネフィットがないので、正直なところ、あまりカードを作るメリットがないようにも思います。

 

選択肢としては多いですが、メインのカードとして活躍させようという気は起きません

 

スーパー・小売系

よく行くスーパーがあれば、そこのクレジットカードを作って支払いすると、次回以降の買い物で使えるポイントが比較的いいレート(0.5~2%ぐらい?)で貯まります。

 

面白いのは、それぞれのスーパーチェーンが自前で銀行を持っていて、クレジットカードは、その銀行が発行しているという点が日本とちょっと似てますよね。M&S Bankとか、TESCO Bankとか。日本だとセブン銀行とかイオン銀行とかな感じでしょうか。

 

航空系

航空系カードは、日本でおなじみのマイルが貯まるんですが、選択肢は日本と比べるとぐっと少なくなります。

 

British Airways American Express® Credit Card

マイル(Aviosという名前)が貯まるので、JALとかワンワールド系の特典航空券と交換できます。

mayomenchiはこのカードに落ち着きました。

 

mayomenchi.hatenablog.jp

 

 

通常カードは年会費無料ですが、British Airways American Express® Premium Plus Card という、年会費が有料で、ポイント還元率が1.5倍になるカードもあります。

 

◆ Virgin Atlantic Reward Credit Card

バージンアトランティックは国際航空アライアンスに加盟していないので、貯まったマイルは基本的にはバージンアトランティックに乗るために消化することになります(ただし一部の提携航空会社のチケットには交換できる)。Virgin Atlanticを仕事でよく使うとかなら問題ないと思いますが、そうじゃないのであれば日本路線がないのでちょっと微妙かもしれません。

 

年会費有料の Virgin Atlantic Reward+ Credit Card になると、ポイント獲得率が2倍になります。

 

ホテル系

航空系と同じく、割と日本と同じ様な感じです。ただヒルトン系のカードがありません。

◆ The Marriott Bonvoy™ American Express® Card

いわゆるSPG AMEXですが、日本のとは違っていて、持っているだけでゴールドエリートステータスが付与されたりはしません(ただし、自動的に15泊分の宿泊カウントが付与されるので、シルバーステータスにはなる)

その分年会費は75ポンド(約1万円強)と安く、維持費が安いという点ではメリットはあると思います。

 

◆ IHG® Rewards Club Credit Card

日本にIHGのクレジットカードがないので、インターコンチネンタル、キンプトン、クラウンプラザ、ホリデイインといったホテルを多用する人には嬉しいんじゃないかと思います。

 

年会費が有料の IHG® Rewards Club Premium Credit Card になると、ポイント獲得率が2倍になります。

 

その他

ここで例として挙げた数が少ないので何とも言えないのですが、ちょっとクセがあるというか、使う人を選ぶ気がします。

 

◆ Amazon Platinum Mastercard

Amazonのオフィシャルクレジットカードです。

カード名にPlatinumと書いてますが、プラチナカードじゃないです。年会費無料。

 

付与されるポイントは、1000ポイント貯まると Amazon.co.uk (以下Amazon UK)で使える10ポンド分のギフトカードに交換できます。(というか1000ポイント貯まるごとに自動的に変換される模様)

 

Amazon UK以外の利用だと、1ポンドにつき0.25ポイント獲得できます。為替を考えると日本円換算で、獲得率0.17%前後でしょうか。なかなか低レートです(笑)

Amazon UKで利用した分については、獲得率が3倍になり、1ポンドにつき0.75ポイント付与されます。うーん。

さらにAmazon UKのプライム会員になると、Amazon UKでの利用分がブーストされて、1ポンドにつき1.5ポイント獲得できます。Amazon UK以外での利用分は据え置きです。

 

Amazon UKのプライム年会費は年払いで79ポンドなので1万円越えてます。とてもポイントでペイできる気がしないです(笑)

 

◆ Nectar Credit Card

Nectarというのは、色々な店舗が加盟しているポイントグループ?みたいなもので、日本でいうところのPontaとかそんな感じだと思ってもらうと分かりやすいと思います。

例えば Argos というビックカメラみたいなお店でNectarカードを提示するとNectarポイントが貯まって、それを Sainsbury's というスーパーでの支払いに使ったり、eBay で使うこともできます。

 

このカードはNectarがAMEXと提携しているクレジットカードで、Nectarの加盟店以外での支払いについてもNectarポイントを貯められるようになります。

さらにNectar加盟店での支払いに使うと、通常よりもポイントがたくさんもらえるようになります。

年会費は有料で25ポンドですが、日常的にNectar加盟店での支払いが多い人はこのカードを持っていると結構お得になる気がします。

 

どのクレジットカードを選ぶべきか?

上の選択肢の中で日本と同じようなお得感を求めるのであれば、やはり小売・スーパー系か、ホテル・航空系のカードになるんじゃないかと思います。 

 

あとは、AMEXブランドのカードは、トップを独走するMasterCardを追従するためかどうかは分かりませんが、いずれもポイント獲得率が高めな気がします。

 

mayomenchiは  British AirwaysのAMEX カードに落ち着きました。